建設業界の転職支援サービスを提供する株式会社夢真ホールディングス様は、2018年8月より求人サイト「俺の夢」にBOTCHAN EFOを導入しています。
BOTCHAN EFO経由のCVRは高い水準を維持し続け、サイト全体のCV数が大きく向上しました。
夢真ホールディングス・データマネジメント部の志村秀夫さんをゲストにお迎えし、チャットボットによる数値改善を実現するまでの軌跡を振り返ります。
導入から運用までの支援をさせていただいたwevnal・セールス担当の鈴木宏俊がインタビュアーを務めます。
目次
伸び悩むCVR。数値改善のカギを探していた
wevnal・鈴木(以下・━━)BOTCHAN EFO導入のきっかけは、弊社からのご提案のメールでしたよね。興味を持っていただき、お目にかかれたのは本当にうれしかったです。
夢真ホールディングス志村秀夫 様(以下・志村さん):メールをいただいた当時、チャットボットは世間的にも話題になりはじめていましたよね。CVR向上に向けて試行錯誤していたこともあり、製品について詳しく知りたいと思いました。
━━転職サービスの応募フォームは、どうしても登録完了まで時間がかかってしまいますよね。経歴や希望年収など具体的な情報がなくては、支援もしづらいと思います。
志村さん:そうですね。「俺の夢」で通常使われている応募フォームも、当初はあまり使い勝手のいいものではありませんでした。現在は住所の自動入力を取り入れるなど、だいぶ改善されましたが、それでもやはり登録に手間がかかってしまいます。そうなると、当然離脱も多くなります。
API連携の柔軟な対応が導入の決め手
━━チャットボットツールの中でも、BOTCHAN EFOを選んだ理由をお聞かせいただいてもいいですか?
志村さん:BOTCHAN EFOがエントリーフォームに特化したチャットボットのツールで、弊社の課題であるCVR向上を改善できるサービスだったからです。入力内容や離脱箇所など、細かな計測によりエントリーフォームの改善ができることは、魅力的でした。
━━ありがとうございます。予約フォーム、会員登録フォーム、お見積フォームなど、あらゆるエントリーフォームの改善でご活用いただき、うれしいです。
志村さん:BOTCHAN EFOを選んだもうひとつの理由は、API連携が柔軟だったことです。BOTCHAN EFOの初期仕様では、弊社がもともと使っていたシステムとの連携ができませんでした。そのため2つの管理画面を併用しなければならないという状況で、一部、手動作業が発生していました。
その状況で1ヶ月間、運用してみたのですが、CV数が増えるにつれて処理が追いつかなくなり、既存システムとBOTCHAN EFOの連携をお願いをしました。
━━当時は、サービスをローンチしたばかりだったこともあり、API連携は都度カスタマイズで対応していましたね。現在はセールスフォース、Synergy!、AD EBiSなど、さまざまなツールとの連携が簡単にできる仕様にアップデートしております。
困ったことがあればすぐに聞ける関係。だから、数値がついてきた
━━実際に運用してみての感想をお聞かせいただけますか?
志村さん:とても助かっています。今ではなくてはならない存在だと考えています。使用感がとてもいいんですよ。ドラッグ&ドロップでシナリオを作れるので、システム開発に詳しくない私たちでも簡単に操作できます。
対面やお電話などで丁寧に使い方もレクチャーいただいて。実際はレクチャーがいらないくらいに、「簡単!」と感動したUIでしたね。
━━ありがとうございます!ご発注前の段階からデモ画面をご提供し、使いやすさをアピールさせていただきました(笑)
志村さん:初期のサポートだけではなく、チャットボット運用のノウハウを継続的に提供してくれているのも助かっています。
━━頼っていただけるのは、本当に光栄なことです。今後もお力になれるように、社内でもノウハウの共有会を開いて、サポート品質のさらなる向上に取り組んでいます!
志村さん:サポートの質が高いからこそ、数値もついてきたのだと思います。BOTCHAN EFOのCVRは11%で、全体の申込みの4割がBOTCHAN EFO経由。
業界的にはものすごい効果です。昨年と今年の1月の申込み数を比べても、131%増加しています。
もちろんサイトのUI、UX改善や広告などの施策は打ちましたが、BOTCHAN EFOの貢献に依るものも大きいと考えております。
ただ、どんな素晴らしい施策でも、放っておいたらCVRは下がります。
最高のパフォーマンスを発揮し続けていられるのは、丁寧なサポートを続けていただいたおかげでしょう。
旬のツールやノウハウを積極的に提案してくれる
志村さん:BOTCHAN EFOを導入したことで新しい発見もありました。
導入後、トップページからのCVが急激に伸びたんですよ。
現在もトップページからのCVが一番多いです。そこにユーザーニーズがあったということに気づけたのは、会社の資産としてかなり大きいことでした。
━━試してみなければわからないことがありますよね。その点、志村さんは私たちの提案をすぐに試してくださる印象があります。2018年12月からは、FB広告と連動したチャットボットサービスの「BOTCHANfor LP」も活用いただいています。最近になって、ようやく数値がついてきましたね。
志村さん:BOTCHAN for LPはスロースタート気味ではあったものの、弊社としては満足のいく数値が出せていると思います。
仮に施策として失敗に終わったとしても、我々は取り組んだことには意味があると考えています。
事業会社のマーケターは、ベンダーさんに比べトレンドをキャッチしづらい立場ですが、他社よりも早く、有効なマーケティング手法を見つけることが常に求められています。
鈴木さんは、新しいツールや手法を積極的にご共有くださるので助かっています。
ただのツール屋さんにとどまらない、ビジネスパートナーとして、今後もお力添えいただけるとうれしいです。
━━もちろんです!これからも、積極的にお手伝いさせていただきます!
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チャットボット「BOTCHAN」にご興味を持っていただいた方は、ぜひお問い合わせください!