この記事では、第一三共ヘルスケアダイレクト株式会社様が「BOTCHAN Payment」を導入した背景や、導入後の効果についてお伺いしました。
指定医薬部外品や機能性表示食品などを展開する「リゲイン」ブランドでは、CVRの改善が重要な課題となっていましたが、従来の施策では抜本的な成果を出すことが難しい状況でした。そこで、新たなアプローチを模索する中で「BOTCHAN Payment」を導入することに。
導入当初は、通常カートと比較して一定の成果が見られたものの、長い間PDCAを回さず運用していたため、十分な最適化ができていませんでした。しかし、本格的にPDCAを回し始めたことで、CVRは昨対比で2倍以上に増加。その結果、今ではBOTCHANが「かけがえのない存在」と評価いただいています。その理由や、今後の展望について詳しくお伺いしました。
株式会社wevnal 「BOTCHAN Payment」FCS 進藤 聡太、CS 立川 祐太(以下、ー)
まず初めに、御社の事業紹介と自己紹介をお願いします。
第一三共ヘルスケアダイレクト株式会社 ダイレクトマーケティング部 ヘルスケア課 課長 森本 卓氏(以下、森本氏)
弊社は、第一三共ヘルスケアの通販事業会社として位置づけられています。
その中で私は、指定医薬部外品や機能性表示食品、栄養機能食品などを扱う「リゲイン」ブランドのアクイジション領域を担当しています。
具体的には、新規獲得を中心に事業の採算部分まで幅広く管理しており、特にウェブ施策を軸にしつつ、ターゲット層に応じたオフライン施策も組み合わせています。
健康食品系の商品では年配層向けの製品も多いため、インフォマーシャルや新聞広告、折り込み広告などのオフライン媒体も活用し、ターゲットに適したマーケティング施策を実施しています。
第一三共ヘルスケアダイレクト株式会社 コーポレートサイト:
https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/company/data/branch/direct/
ーありがとうございます。
BOTCHAN導入前に抱えていた課題や、提案を受けた時の印象について教えてください。
森本氏
当時、CVR(コンバージョン率)の改善が課題となっており、大きなインパクトのある施策を模索していました。
クリエイティブのABテストや、テクニカルな改善施策も行っていましたが、市況感の影響が大きく、それだけでは抜本的なCVRの向上が難しい状況でした。そこで、より大きな成果を見込める施策として「BOTCHAN Payment」の導入を決めました。
第一三共ヘルスケアダイレクト株式会社 ダイレクトマーケティング部 ヘルスケア課 課長
森本 卓氏
ーありがとうございます!
導入するまでのエピソードについて教えてください。
森本氏
当時、他社様のチャットボットを導入していたこともあり、差分を検証するために御社のチャットボットも導入させていただきました。
結果として、御社のチャットボットの方がより利便性が高く、効果を実感できるツールだったので、現在はBOTCHANに統一しています!
ーありがとうございます!
実際に導入してみていかがでしょうか。
森本氏
導入当初は、通常カートと比較してもインパクトを出すことができていました。
しかし、長い間導線やクリエイティブの改善を行わず、PDCAを回さずに運用していたため、十分な最適化ができていませんでした。振り返ると、チャットボットを導入しているだけで対策を講じられていると考えてしまっていた部分があったんだと思います。
その後、代理店様や制作会社様、D2C業界の関係者の方とお話をする中で、「チャットボットの改善こそがCVR向上の鍵である」と気づきました。
特に、PDCAを継続的に回し、細かいチューニングを行うことが成果につながると実感しましたね。そこで、ここ半年ほどは御社のご担当者様とタッグを組み、週1回、多い時には週2回のペースでテストを繰り返し、改善を進めています。
リゲイントリプルフォースのような疲労回復系の商材はシーズナリーが出てしまいがちで、特に12月という最も厳しい時期にも関わらず、昨年同月比でCVRを2倍以上に拡張することができました。
厳しい時期にしっかりとテストを重ねたことで、繁忙期に向けてより高い成果を期待できる状態になってきています。
このような改善を通じて、CVRのベースが整い、よりコンバージョンを得やすい環境が構築されつつあると感じています。
ーありがとうございます。
今後ABテストを進める中で、勝ちパターンを見つけ横展開していく形で進められていると思いますが、御社内でのBOTCHANの評価はいかがでしょうか?
森本氏
「リゲイントリプルフォース」の成果が向上していることから、社内でBOTCHANの評価は高まっています!特に、施策の成果が数字で明確に表れている点が評価されています。
「ここまで早くPDCAを回せるのか」という驚きの声もあり、その取り組みが実際に成果につながっていることを実感しています。
今後はさらに横展開を進め、より多くのブランドや施策でBOTCHANの活用を広げていきたいと考えています。
ーありがとうございます!
BOTCHANはどういった存在でしょうか?
森本氏
BOTCHANは今や “かけがえのない存在”になっていますね。
競合の会社様から様々な提案を受ける機会も多くありますが、最終的に重要なのは運用のしやすさや担当者との関係性だと思っています。
その中でも、BOTCHANは担当者との連携や相性が非常に良く、迅速かつ確実なPDCAサイクルを実現できる体制が整っています。
同じ目標に向かって伴走してくれるパートナーとして、これからもより良い施策を共に模索しながら、成果を最大化していきたいと考えています。
ーありがとうございます!
今後BOTCHANやCSへ期待するポイントを教えてください。
森本氏
今後は、新しいアイデアを一緒に考え、斬新な事例を生み出していきたいと思っています。私たち自身で新たな勝ちパターンを創り上げていくことに大きな意義を感じています。
そのうえで、BOTCHANやCSの皆さんに期待するのは、”センス・スピード・稼働力” の3つです。スピードに関しては、単に施策の実行スピードだけでなく、情報を積極的に取りに行く機動力も含めたものと考えています。センスについては、一歩先を見据えた創造的なアプローチが重要であり、これがなければ新しい事例を生み出すことは難しいと感じています。
これまでのテクニカルな改善に加えて、今後は新たなチャレンジにも積極的に取り組んでいきたいと考えています。
あとは、安定稼働と起動スピードについても引き続き強化していただきたいです。
これはBOTCHANに限らず、すべてのシステムにおいても非常に重要なポイントです。さらに快適なユーザー体験を提供するためにも、この2つの部分を引き続き強化していただけると嬉しいです
ー ありがとうございます!
具体的にやってみたいことや、アイデアとして思い描いていることはありますか?
森本氏
そうですね。
アンケート機能をBOTCHAN内に組み込めるようになると、より活用の幅が広がると考えています。例えば、アンケート記事内での回答内容に応じてシナリオを分岐させる仕組みが作れれば、ユーザーごとに最適な流れを設計できるのでより精度の高いコミュニケーションが可能になると思います。今はまだ試せていませんが、このように柔軟にシナリオを組めるようになれば、導線の最適化にもつながると思っています。
将来的にはAIを活用して、ユーザーの反応や属性に応じて最適な提案ができるようになると非常に面白いと思っています。
特に「リゲイン」ブランドは製品数が多いのでリストマネジメントの観点からも、ユーザーごとに適切な製品を提案できる仕組みがあると理想的です。
ーより御社に貢献できるよう引き続き頑張ります!
最後に同じ課題感を持っている企業様に一言お願いします。
森本氏
そうですね。
導入当初は「導入して完了」と考えてしまっていましたが、実際にはPDCAを継続的に回しながら改善を重ねることが成果につながると実感しています。
BOTCHANを導入してからは、御社と連携しながら最適な運用を模索できる環境が整っていると感じています。特にこれまでの豊富な事例やノウハウを活かした提案が非常に参考になり、成果を出すまでのスピードを加速できる点は大きな強みです。
BOTCHANは、導入後も伴走しながら課題解決に向き合ってくれる点が魅力なので、同じような課題を抱えている企業様にはぜひおすすめしたいですね。
ー嬉しいお言葉ありがとうございます。
本日は貴重なお時間、ありがとうございました!
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