シーラ不動産 / 株式会社SYLA

ひとりマーケターの奮闘。自社サイトからの集客施策にチャットボットを選んだ理由とは?

年商200億円を誇る株式会社シーラホールディングスの、グループ会社の一角を担う株式会社SYLA(シーラ)。

マンション開発から販売に建物・賃貸管理までを行う、不動産総合事業を展開しています。

そこへひとりマーケターとして入社したのが、今回インタビューさせていただいた金城 昌宏(かねしろ まさひろ)さん。

入社後まず目を付けたのが、自社コーポレートサイトの改善。

しかしそこには、一筋縄ではいかない様々な障壁が・・・。

そしてたどり着いた答えのひとつが、チャットボットの導入でした。

本記事では、チャットボット導入以前の課題、導入の決め手、そして導入後の効果について伺います。

聞き手は、SYLA様にチャットボットサービス「BOTCHAN(ボッチャン)」を提供する株式会社wevnalのカスタマーサクセス部リーダー・高柳(たかやなぎ)です。

(※本インタビューは緊急事態宣言の発令前に実施されました)

整備すべきユーザー行動、社内事情、多忙、・・・立ちはだかった数多くの支障

wevnalのカスタマーサクセスリーダーを務める高柳

高柳(以後;━━):まずは、BOTCHANを導入される前の、金城さんが抱えられていた課題はどういうものだったんですか?

金城さん(以後;金城):まず大きな課題だったのが、自社のコーポーレートサイトに、訪問したお客様の受け皿になる問い合わせフォームがなかったことですね。

厳密に言うと問い合わせフォーム自体はあったんですけど、そこに至るまでの導線が複雑で分かりにくくて。

弊社は取締役会長の杉本が、ありがたいことにビジネス界隈ではそれなりに名が通っているので、サイトのインプレッション自体はけっこうありました。

画像引用:https://sylaholdings.jp/outline/officer/

(株式会社シーラホールディングスの取締役会長である杉本宏之氏。Twitterのフォロワー数は、14万人を超える。Twitterアカウント:@sugimotosyla

━━せっかくサイトに来てくれているお客様が、何もアクションをしないまま離脱してしまうという、もったいない状況だったんですね。

金城:ただ、そのコーポレートサイトの制作は、ぼくが入社する前のタイミングから始動して、1年以上の時間とけっこうな額のお金が投資された、すごく大きなプロジェクトで。簡単に改修することが難しい状況でした。

それに、このコーポレートサイトの主な目的はシーラのお客様に「理念を持った正しい会社であると知って欲しい」で、そもそもCV(≒問い合わせ)に最適化したものではなかったですし、ファーストビューもカッコいい見た目になっていて、目的を達成する観点では一定以上の役割を果たしていたんですよね。

シーラ社のコーポレートサイト

━━なるほど・・・。金城さんとしては、少し身動きの取りづらい状況だったかもしれないですね。

金城:ここでの解決策は2つで、まず1つ目がいまのコーポレートサイトとは別で、CVをメインの目的としたサービスサイトを新しく作ること。

ただ、これはぼくの忙しさ的にすぐに実施するのは難しくて・・・。

というのも、入社した当時はマーケティングを担当しているのが社内にぼくひとりしかいなくて、とてもじゃないけどサービスサイトの制作に時間をかけられる状況じゃなかったんです。

広告運用にセミナー登壇、販売データの分析など、他にもやるべき業務がたくさんあったので。

━━それくらいご多忙だと、緊急度の低いサイト制作は、ついつい優先度が下がりがちになってしまいますよね。

金城:サービスサイトの制作も並行して水面下で進めてはいたんですけど、とは言えすぐに完成するものではないです。

そこで2つ目の解決策が、いま使っているコーポレートサイトのシステム面をいじらずに、お客様にとって分かりやすい問い合わせフォームを設置することでした。そこで、チャットボットの導入を検討したという流れです。

━━たしかにBOTCHANであれば、特定のタグをサイトに埋め込むだけで実装ができますね。

決め手は「使いやすさ」と「カスタマーサクセス」

━━チャットボットの導入を検討されるにあたっては、BOTCHAN以外のチャットボットも比較されましたか?

金城:しましたね。不思議なもので、ぼくがチャットボットに興味を持ったタイミングで、ぼくの心の声がどっかに漏れてるのかなっていうくらい、いろんなチャットボット会社さんから提案のお電話をいただいたんです(笑)。

最終的に、3〜4社は詳しくお話を聞きました。

━━そのなかで、最終的にBOTCHANを選んでいただいたのはどうしてですか?

金城:大きく2つあって、1つ目はBOTCHANの使いやすさですね。UX(ユーザー体験)と言い換えてもいいかもしれません。

管理画面の見やすさや、あとはチャットボット内のシナリオ修正などですね。これらがすごく簡単でした。

管理画面の一例※シーラ社の実際の数値とは異なります

━━ありがとうございます。

金城:そして2つ目が、御社のカスタマーサクセスの方々の対応の手厚さですね。

今回、BOTCHANでは無料相談会の受付をやっていて、予約の際のカレンダーの埋め込みが必要だったのですが、そういった少し複雑な依頼にも対応してくれました。

BOTCHAN起動の様子

金城:あとは先ほども少しお話しましたが、ぼく自身、他にもいろいろとやらなければいけない業務があるなかで、カスタマーサクセスの方々が幅広く対応してくれているのは、助かっていますね。

━━そのお言葉を聞けて、カスタマーサクセス冥利に尽きます。

メンバーは3名体制、予算は5倍以上に。今後のシーラ社のマーケティング戦略は?

━━実際にBOTCHANを導入していただいて、効果はどのように感じていただいてますか?

金城:費用対効果的には合っていますね。BOTCHAN経由でお問い合わせをいただいたお客様の中から、実際に契約につながった方も一定数あり、目標以上の成果になっています。

━━効果を感じていただけてうれしいです。では最後に、御社の今後のマーケティングの展望と、そのなかでBOTCHANに期待していただいている点があれば伺いたいです。

金城:入社した当時はマーケティング部署は僕ひとりだけだったんですが、いまは新卒入社のメンバーが1人入ってきてくれたのと、社内にSalesforce(営業支援システム)を導入して、その管理からシステム構築まで行う担当が1人いて、計3人の体制になったんですね。

金城:合間の時間に進めていたサービスサイトも、1年以上かけてようやく完成の目処が立ちました。

マーケティングの予算も入社当初の5倍以上になったので、今後はそのサービスサイトなどに、どんどん自社コンテンツをアップしていこうかなと思っています。

━━おー、それはすごく楽しみですね。

金城:BOTCHANの良さって、設置面が増えれば増えるほど、活用の幅が増えたり、CVの取りこぼしを防げたりするってことだと考えていて。今後はそのサービスサイトの方にもBOTCHANを導入して、新しい活用方法を試せればなと思っています。

━━ぜひいろんな方法で、引き続き御社のビジネスに貢献できればと思います。本日はインタビューのお時間をいただき、ありがとうございました!

今回インタビューに登場していただいた、不動産事業を展開する株式会社シーラ様のサイトはこちら!↓

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