アイコン・ピュアライフ / インフラ

LINEで「3人に1人以上」が申込!
驚異のCVR約10.4倍を達成したLINEナーチャリング

POINT

01

「比較検討の多い市場」の課題にLINEで対応!
離脱ユーザーへの的確なナーチャリングで機会損失を大幅削減

POINT

02

3人に1人以上が申込、施策改善でCVR最大約10.4倍へ!
“数と質”両面で獲得効率を飛躍的に向上

POINT

03

「まるで社内チーム」と信頼を寄せる伴走型CS!
データに基づく迅速な改善サイクルで施策効果を最大化

LP離脱ユーザーの獲得とCVR改善への挑戦
ウォータースタンドが選んだBOTCHANとの共創

「本来であれば離脱されていたユーザーに対しての再アプローチができ獲得につなげていけるというのは、比較検討先が多いウォーターサーバーという商品とすごく相性が良かったため、今では”獲得の要”となっております。」

そう語るのは、ウォータースタンド株式会社 DX推進部 マーケティング課の片岡氏。同社が展開する水道直結型および給水型ウォーターサーバーのレンタル事業は多くの顧客に支持されています。その一方で、Web広告経由の新規顧客獲得においては、LP(ランディングページ)からの高い離脱率、伸び悩むCVR(コンバージョン率)、そして広告費の最適化という複数の課題に直面していました。

この状況を打開すべく導入されたのが、株式会社wevnalが提供するLINE施策「BOTCHAN Engagement」です。この選択がいかにして課題解決の突破口となり、ピーク時にはLINE経由で3人に1人以上ものユーザーが申し込みに至るという目覚ましい成果に繋がったのか。
本記事では、片岡氏のデータに基づいた課題認識と改善への取り組み、そしてBOTCHANチームとの二人三脚による施策展開の道のりに焦点を当て、導入の背景から具体的な成果、今後の展望に迫ります。

企業紹介:人々の暮らしと環境に貢献するウォータースタンド

ウォータースタンド株式会社は、「ボトルフリー」の推進を通じて使い捨てプラスチックボトルの削減に貢献し、水道直結型および給水型ウォーターサーバーのレンタル事業を主力としています。
いつでもおいしい水が利用できる利便性と、ボトル交換やゴミ出しの手間がないエコなシステムで、多くの家庭やオフィスに支持され、人々の豊かな暮らしと持続可能な社会の実現を目指しています。

ウォータースタンド サービスサイト:https://waterstand.jp/


担当者紹介:データと顧客視点で成果を追求するマーケター 片岡氏

広告代理店での経験を活かし、現在はウォータースタンド株式会社にてWeb広告運用を主導。データに基づいた客観的な分析力と、顧客視点に立った施策立案を得意としておられます。
新規顧客獲得数の最大化と既存顧客の満足度向上をミッションに掲げ、新たなマーケティング手法の導入にも積極的に取り組んでいます。

片岡氏:
「Web広告を通して、新規のお客様へのアプローチはもちろん、既存のお客様の満足度向上も重要な業務です。常にデータと向き合い、どうすればより良い結果に繋がるかを考えています。」

導入前の課題と背景:深刻化するLP離脱とCVR低迷への危機感

ウォータースタンド社では、Web広告からの新規顧客獲得を重要な戦略と位置づけていました。しかし近年、LPに流入したユーザーのコンバージョン率(CVR)が低い水準で推移し、特にLPの直帰・離脱率の高さが大きな課題となっていたといいます。

片岡氏:
「広告費を投じてLPへの集客は実現できていたものの、契約に至らず離脱してしまうユーザーが非常に多く、機会損失が発生している状況でした。CVRが思うように上がらず、このままでは広告効果の最大化が望めないという強い危機感を抱いていました。」

この課題に対し、LPからの離脱を防ぎ、ユーザーとの接点を維持してコンバージョンに繋げるための新たな一手として、LINEを活用したコミュニケーション施策が検討され始めました。


ウォータースタンド株式会社 DX推進部マーケティング課 片岡 和也氏

BOTCHANとの出会いと導入の決め手:ナーチャリング視点と信頼できるサポートへの期待

「BOTCHAN Engagement」導入のきっかけは、信頼を寄せる広告代理店様からの紹介でした。当時、別のLINE連携型チャットボットツールで期待した成果が得られなかった経験から、導入には慎重な姿勢だったといいます。

片岡氏:
「御社の提案でまず魅力を感じたのは、単に離脱を防ぐだけでなく、LINEを通じてお客様の興味関心を高める『ナーチャリング』の視点が含まれていた点です。ただ、以前の経験から、広告の成果とチャットボットの成果が二重計上されてしまうのではないか、という懸念はありました。」

この懸念に対し、BOTCHANの営業担当者は、施策対象LPの限定やアフィリエイト広告との重複回避策など、具体的な対策を提示。この丁寧な対応が、導入への安心感に繋がったといいます。

片岡氏:
「私たちの懸念に対し、真摯に耳を傾け、具体的な解決策を示してくれたことで、信頼できるパートナーだと感じました。また、私たちが過去の失敗から『LPから離脱しようとしたユーザーのみ』というかなり絞り込んだ発火条件を要望した際も、ビジネス的な観点からは難しい要求だったと思いますが、柔軟に対応いただけたことも大きかったです。『まずは試してみよう』という判断に至りました。」

導入プロセスと実行時の判断軸:過去の教訓を活かした施策設計と二人三脚での改善が生んだ飛躍的成果

「BOTCHAN Engagement」導入にあたり、ウォータースタンド社が特に重視したのは、過去の経験を踏まえた「ユーザーにとってストレスのない自然なコミュニケーション設計」でした。BOTCHANチームとの密な連携のもと、データに基づいた改善が継続的に行われ、目覚ましい成果へと繋がっていきます。

施策効果を最大化するための発火条件の最適化と社内理解の醸成
導入当初から、むやみにポップアップを表示するのではなく、本当に離脱しようとしているユーザーに限定してアプローチしたいという明確な要望に基づき、きめ細やかな設定が実現されました。まず主力商品「ピュアライフ」で効果を実証し、その後「アイコン」へ展開。当初社内にあった施策への慎重な意見も、BOTCHANのクリーンなクリエイティブと具体的な成果によって払拭されていきました。

BOTCHAN CSとの連携:データに基づく継続的な改善提案が数値に直結
「BOTCHAN Engagement」カスタマーサクセス(CS)担当 加藤氏とは、定期的なミーティングを通じて、常に施策のブラッシュアップが行われています。その具体的な取り組みと成果は以下の通りです。

・リッチメニュー*1コンテンツの拡充(2024年8月実績):
CS担当との連携のもと、リッチメニューのコンテンツを拡充した結果、主力商品「ピュアライフ」でリッチメニュー経由のCVRが約1.4倍(136%改善)、「アイコン」では約1.1倍(112%改善)向上しました。

・STEP配信*2の最適化:
さらに、STEP配信の最適化にも注力。配信1時間後のCVRは「ピュアライフ」で最大約7.5倍(754%改善)、「アイコン」でも約1.2倍(117%改善)と飛躍的な向上を見せました。

・「アイコン」におけるリッチメニュー常時表示(2024年12月~2025年1月実績):
特に「アイコン」においては、リッチメニューを常時表示する試みを実施。これにより、LINE友だち追加後のCVRが約1.9倍(186%改善)に達するなど、きめ細やかな施策改善が効果に繋がっています。

片岡氏:
「BOTCHANの担当の方は、データを細かく分析し、的確な提案をしてくれます。現状分析から改善策の実行、そして効果検証というサイクルを、まるで社内のチームメンバーのように一緒に回してくれている感覚です。私自身、他の業務も抱えている中で、手厚いサポートは非常にありがたいと感じています。

注釈】
※1 リッチメニュー:LINE公式アカウントのトーク画面下部に、タイル状に固定表示されるメニュー機能。ウェブサイトへの誘導やクーポン表示など、企業が設定した複数の情報への入り口を常設できる。
※2 STEP配信:LINEの友だち追加などを起点として、あらかじめ用意しておいた複数のメッセージを、決められたスケジュールで段階的に自動配信する機能。顧客との関係構築や育成(ナーチャリング)を目的として活用される。

導入後の成果・得られた価値:顕著なCVR改善と「獲得の要」となる手応え

「BOTCHAN Engagement」導入後、ウォータースタンド社は明確な成果を実感しています。

目に見えるコンバージョン率(CVR)の大幅な向上
最も大きな成果は、課題であったCVRの著しい改善です。特にLINE内でのCVRは、2025年4月のピーク時には3人に1人以上、実に約3割もの方がコンバージョンに至るという高い水準を達成しました。
さらに、LINE公式アカウントのプロフィールページから直接お申し込みができる導線を強化した施策も功を奏し、2025年3月には「ピュアライフ」において同ページ経由でのお申し込みCVRが約10.4倍(1042%改善)という驚異的な改善を記録しました。
これらの数値結果は、片岡氏の言葉にも力強さを与えています。

片岡氏:
「数値面で顕著な成果が出たことで、広告運用全体の戦略にも良い影響が出ています。これまでは取りこぼしていた層にアプローチできているという確かな手応えがあります。」

比較検討の多いウォーターサーバー市場における優位性
ウォーターサーバー市場は競合が多く、ユーザーはじっくりと比較検討する傾向にあります。一度LPを離脱したユーザーとも、LINEを通じて継続的な接点を持ち、ナーチャリング(興味喚起・育成)を行えるBOTCHANの仕組みは、この市場特性と非常に相性が良いと片岡氏は分析します。

片岡氏:
「一度離脱しても、LINEで繋がっていれば、適切なタイミングで再アプローチが可能です。比較検討の段階で一度離れてしまったお客様にも、再度当社の魅力をお伝えするチャンスが生まれる。これは非常に大きな価値だと感じています。」

今後の展望・注力する取り組み:さらなる連携強化とCRM領域への活用

「獲得の要」としてBOTCHANの価値を実感しているウォータースタンド社では、今後のさらなる連携強化と活用範囲の拡大を見据えています。

片岡氏:
「現状のサポート体制や機能には非常に満足しています。引き続き、離脱率の改善やCVR向上に向けた手厚いサポートを期待していますし、他社様の成功事例などで弊社でも応用できそうな施策があれば、ぜひ提案してほしいですね。」

将来的には、BOTCHANを新規顧客獲得だけでなく、既存顧客向けのCRM(顧客関係管理)施策にも活用していく構想があります。例えば、現在はお客様専用のマイページがないため、契約内容の確認などで不便をかけている側面がありますが、LINEからマイページへスムーズにアクセスできるような仕組みを構築することで、顧客満足度の向上に繋げたいと考えています。

同じ課題を抱える人へのアドバイス:「まずは試して、データを見ながら改善する」

最後に、片岡氏から、LPの離脱率改善やLINE活用に関心を持つ企業担当者へのメッセージをいただきました。

片岡氏:
「広告コストが上昇するなかで、サイトに来訪してくださったお客様をいかに取りこぼさずにコンバージョンに繋げるかは、多くの企業にとって共通の課題だと思います。BOTCHANというサービス自体も素晴らしいですが、それ以上に、日々の運用を担当してくれる方が細かく検証と改善を行ってくれるサポート体制が本当に頼もしいです。
まずは小さくても試してみて、CVRが上がる手応えを掴んだら、施策を拡大していくという進め方が良いのではないでしょうか。LINE施策に精通した外部チームと一緒にPDCAを回せるという点は、非常に大きなメリットだと感じています。」

お客様の視点に立ち、常に最適なコミュニケーションを模索し続けるウォータースタンド株式会社。BOTCHANとの共創を通じて、これからも顧客とのエンゲージメントを深め、さらなる事業成長を目指していきます。

 

・・・
BOTCHANの導入をご検討中で、自社での活用可能性や状況に合わせた具体的なアドバイスをご希望の企業様は、どうぞお気軽にお問い合わせください。

弊社コンサルタントが、ご対応させていただきます。

 

資料ダウンロード・お問い合わせ

サービスの改善でお困りの方は
お気軽にご相談ください。
課題に応じた手法を
ご提案させていただきます。

資料ダウンロード・お問い合わせ