カミノクリニック / 医療

「デジタル施策のエース」へ。
専門医療でCV数約40倍を達成したリード育成戦略

POINT

01

「信頼感」を重視したクリエイティブ改善でCVRが劇的改善。
LINEで「デジタル上のコンシェルジュ」を実現

POINT

02

継続したPDCAにより、導入から5ヶ月でCV数約40倍、
PVCVRも約6.4倍に向上。CPAの大幅改善でデジタル施策のエースへ

POINT

03

クリエイティブの迅速なPDCAとステップ配信で、
検討期間の長い顧客の「質」と「温度感」を維持

「今やBOTCHANは、単なるツールではなく、当院のデジタルマーケティングにおけるエースです。」

そう語るのは、自毛植毛手術専門の「カミノクリニック」でデジタルマーケティング部門の責任者を務めるご担当者様。同院では、Webサイトを一度離れたユーザーに対し、「BOTCHAN Engagement」を通じてLINEでのコミュニケーションを行ないました。カスタマーサクセス担当者による継続的なPDCAにより、導入時から5ヶ月でCV(予約申込)が約40倍に増加するなど、飛躍的な成果を上げています。

高額かつ検討期間の長い自毛植毛において、獲得したリードの「質」と「温度感」をいかに維持し 、CPAの大幅な改善へと繋げたのか。

本記事では、従来の予約フォームが持つ「無機質さ」を排除する 「デジタル上のコンシェルジュ」 としての機能、そしてCV数を約40倍に押し上げた具体的な運用施策の裏側に迫ります。


企業紹介:最新技術で自毛植毛を専門に扱うカミノクリニック

カミノクリニックは、最新の医療技術を用いた自毛植毛手術専門のクリニックです。患者様一人ひとりのライフスタイルや期待に応えるため、医療としての安全性はもちろん、自毛植毛の症例数3000件以上の経験を持つ国内最高レベルの技術を提供しています。


カミノクリニック サービスサイト:https://camino-clinic.jp/ 


ご担当者様紹介:高額医療のデジタルマーケティングを牽引

デジタルマーケティング部門の責任者として、ウェブサイトへの集客戦略立案、広告運用、CV最適化までを統括。
特に、高額かつ検討期間の長い自毛植毛というサービスにおいて、いかに効率的かつ質の高いリード(見込み患者様)を獲得するかに日々注力されています。

導入前の課題と背景:「リードの質」と「温度感」の維持が困難

同院が抱えていた最大の課題は、リード獲得後の育成(ナーチャリング)の難しさでした。

ご担当者様:
「植毛は検討期間が数ヶ月に及ぶケースも少なくありません。しかし、一度ウェブサイトを離れたユーザーに対し、適切なタイミングで再アプローチできておらず、獲得したリードの『質』と『温度感』の維持に苦慮していました。」

以前も、別ベンダーによる「離脱防止バナーからLINE予約へ誘導する」導線を活用していましたが、CV(予約申込)がほとんど発生しない状況が続き、新規患者の獲得が大きな課題となっていました。特に、単なる問い合わせではなく、予約から実際の施術に至るまでの数を増やすことが強く求められていたのです。


サービスとの出会いと導入の決め手:決め手は「デジタル上のコンシェルジュ」機能

これらの課題に対し、「BOTCHAN Engagement」は唯一の解決策になり得ると判断されました。Webサイト上での「入力フォームの対話形式化」と、最もエンゲージメントの高いプラットフォームである「LINEでの継続的なコミュニケーション(ナーチャリング)」を同時に実現できると考えたためです。

導入検討時を、担当者は次のように振り返ります。

ご担当者様:
「最初は『本当に医療サービスの予約のようなCVが、チャットで実現できるのか?』という疑問がありました。しかし、提案時に示された他社事例(特に美容・ヘルスケア系のサービス)での明確なCVR改善実績と、LINEとのシームレスな連携による『顧客接点の劇的な変化』を聞き、可能性を感じました。」

従来の予約フォームが持つ「無機質さ」を排除し、「デジタル上のコンシェルジュ」のような機能を果たせる点に、大きな期待が寄せられました。

導入プロセスと実行時の判断軸:成果が伸び悩んだ初期と、「医師画像」への変更という転機

導入当初、実は期待したほどの成果は出ていませんでした。
そこで、まずは離脱防止バナーのクリエイティブテストを実施。
この試行錯誤が、劇的な改善の起点となります。

当初は親しみやすさを重視したクリエイティブを使用していましたが、ABテストの結果、より「医療機関としての信頼感」を前面に押し出したデザインに変更したところ、一気にCTRおよびCVRが上昇しました。

医療サービスとしての信頼感を担保する施策が、ユーザーの心理的ハードルを下げることに直結したのです。この成功を受け、LINEのプロフィール画面も同様のトンマナに統一し、友だち追加率も向上させました。

さらに、ナーチャリング施策も強化。

・ステップ配信の実装:
「他院との違い」「症例」「キャンペーン訴求」などを、ユーザーの検討段階に合わせて段階的に伝える構成に変更しました。

・シナリオの最適化:
植毛の検討度合いや予算、お悩み箇所といった重要なヒアリング項目を、対話形式で小分けにして提示。ユーザーの負担を軽減すると同時に、回答に応じて最適な情報や個別相談に誘導する分岐シナリオを構築し、リードの質向上にもつなげました。

・タイムリーな訴求:
オファー(キャンペーン内容など)が変わるたびに、LINEシナリオ内のバナーもタイムリーに変更し、常に適切な訴求を維持しています。

導入後の成果・得られた価値:CV数約40倍。デジタルマーケティングの「エース」へ

一連の施策の結果、成果は劇的に改善しました。 CV(予約申込)は、従来と比較して約40倍に向上。PVCVR(ページビューに対するコンバージョン率)も、同時期で約6.4倍へと飛躍的に上昇しました。

これにより、最大の懸案事項であったCPA(顧客獲得単価)も大幅に改善できました。この成果は高く評価され、広告代理店様からも「御社経由の獲得ペースが過去最高の推移」との声が寄せられています。

ご担当者は現在のBOTCHANを次のように評価しています。

ご担当者様:
「今やBOTCHANは、単なるツールではなく、当院のデジタルマーケティングにおけるエースです。集客したトラフィックを、無駄なく『質の高い見込み客』に変え、LINEという最適な場で『関係性を構築し続ける』ための生命線となっています。」

今後の展望・注力する取り組み:診断結果を活用した「パーソナライズ配信」の強化

カミノクリニックは、ユーザー一人ひとりの状況に合わせたコミュニケーションの深化を見据えています。

ご担当者様:
「植毛のような高額かつ専門性の高いサービスだからこそ、CSの方には、他社の最新事例やLINEの新機能を活用した、よりパーソナライズされたナーチャリング施策について、引き続き積極的なご提案をいただけると幸いです。」

これを受け、BOTCHANのCSチームでも現在、各ユーザーの診断の回答をもとにしたパーソナライズ配信の導入を検討しています。

同じ課題を抱える人へのアドバイス

最後に、同様の課題を持つ企業へ向けてメッセージをいただきました。

ご担当者様:
「『CPA改善に限界を感じている』といったお悩みを持つ企業様は、ぜひBOTCHAN Engagementをご検討ください。」

・・・
BOTCHANの導入をご検討中で、自社での活用可能性や状況に合わせた具体的なアドバイスをご希望の企業様は、どうぞお気軽にお問い合わせください。

弊社コンサルタントが、ご対応させていただきます。


朝日新聞社が実現した、LINEによるCV数5.5倍のナーチャリング戦略



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