チャットボットは、業務効率改善・生産性向上・取りこぼし顧客の獲得・人的コスト削減・顧客満足度向上など、さまざまなメリットを生み出すツールです。
しかし、チャットボット導入にかかるコストや導入時の手間を鑑み、前向きに検討するのをためらってしまう企業は多いものです。
今回は、無料で導入できるチャットボットツールを15個紹介いたします。
チャットボットツールごとの特徴はもちろん、チャットボットの種類や導入のメリットまで幅広く解説しますので、これから導入を検討している方は是非目を通してみてください。
目次
チャットボットとは?
チャットボットとは、チャット形式で自動会話を行いながらカスタマーサポートを行う手法です。
コミュニケーション手法のひとつである「チャット」と「ロボット」とかけ合わせた造語であり、現在さまざまな企業で導入されるようになりました。
チャットボットの導入が加速している背景には、「時代のトレンドやクライアントのニーズにある程度スピード感をもって対応できない企業でないと、競争を勝ち抜けない」という危機感が根付いていることや、少子化による労働人口減少に伴い「人材の売り手市場」が続いて人材不足が常態化している企業が多いことが挙げられます。
チャットボットはAIやシステムが人とのコミュニケーションを自動で行なってくれるため、これらの問題を解消するひとつのきっかけになると言われています。
対応にタイムラグのないスムーズなコミュニケーションを提供しやすく、カスタマーサポートに対応する人員を減らしやすいなどの効果に注目をした企業で導入が広がっているのです。
無料でチャットボットを作成するには?
チャットボットの利便性を理解していても、導入に莫大な費用や導入準備が必要な場合、躊躇してしまう企業も多いでしょう。
ここでは、無料でチャットボットを作成する方法を紹介します。
自社でチャットボットシステムを1から開発する
まず、自社でチャットボットシステムを開発する方法が挙げられます。
自社にチャットボット領域の開発に強いエンジニアやプログラマーなどがいる場合、他社に開発を委託するより安価に抑えやすくなるでしょう。
エンジニアやプログラマーの人件費やプロジェクト費はかかりますが、「システムを買う」というコストを減らせます。
他社が開発したチャットボットツールを活用する
次に、既に他社が開発しているチャットボットツールを活用する方法が挙げられます。
ツールとしてサービス提供しているものであるため、自社内にエンジニアリングやプログラミングのノウハウがない企業でも利用しやすく、1から開発する手間がかかりません。
有料のツールと無料のツールがありますが、無料で導入できるツールを選択すればコストを大幅に削減できるでしょう。
自社状況に合わせてフルカスタマイズするものではないものの、相性が良いツールが見つかれば十分カスタマーサポートの改善や顧客満足度の向上に役立ちます。
導入サポートが充実しているツールを選べば、より導入までのハードルを下げることも可能です。
チャットボットを導入するメリット
ここでは、改めてチャットボットを導入するメリットを解説します。
何を目的にチャットボットを導入するかでゴールや目指す姿が変わってきますので、自社が抱える問題点と照らし合わせながら確認していきましょう。
業務効率の改善につながる
チャットボットを導入することで、問い合わせ対応やカスタマーサポートの業務効率を改善できます。
どういったユーザーが、どんなタイミングで、何の質問・疑問を抱きやすいのか把握することで、先手を打った対応ができるようになるでしょう。
BtoB企業であれば営業活動時やオンボーディング時のマニュアルやサポートを変化することで顧客へのアナウンスがしやすくなり、BtoC企業であればユーザーの不満や疑問の芽をあらかじめ摘みやすくなります。
問い合わせそのものを生まない企業体質を作ることができますので、業務量を減らすことも可能です。
生産性の向上が図れる
生産性の向上を図る意味でも、チャットボット導入のメリットを感じられます。
カスタマーサポートや問い合わせに割く時間を少なくすることで、これまで対応に当たっていた人員が他の業務に集中しやすくなります。
また、問い合わせの多い項目や疑問が生じやすい機能について事前にサポートをしたり、商品・サービス自体の質を見直したりするなど新たな手を打ちやすく、より顧客に受け入れられるサービスの提供ができるでしょう。
本来の企業活動に割く時間を増やすことで、生産性の向上が図れるのです。
取りこぼし顧客の獲得がしやすくなる
「商品をカートに入れはしたものの、購入手続きが煩雑で面倒になり離脱してしまう」
「サービスに興味はあるが問い合わせ窓口が24時間365日対応でないため、競合他社に流れてしまう」
などの取りこぼしを少なくできます。
いつでもどこでも気軽に質問できるチャットボットを使うことで、問い合わせすることそのものへのハードルが下がり、新規顧客の開拓に役立てやすくなるでしょう。
無意識のうちに離脱のきっかけとなる要素を省くことにより、売上がアップして企業成長を支えられるようになる可能性が高まります。
顧客満足度を向上に役立つ
チャットボットは既存ユーザーの顧客満足度の向上にも貢献します。
「24時間365日いつでも疑問を解消できる」
「問い合わせ対応へのスピード感が早い」
というように、「痒い所に手が届く」カスタマーサポートを提供することで、満足値を上げることができるでしょう。
解約率の減少やリピート率向上に寄与しやすく、いい口コミが広まれば売上のアップや広告宣伝費の削減が可能です。
複数のメリットが生じやすくなるため、チャットボット導入のメリットが大きいことが分かります。
人的コストの削減ができる
カスタマーサポートや問い合わせ対応に割いていた人員をチャットボットに置き換えることで、人的コストの削減が叶います。
特に社外からの問い合わせに対応していたコールセンターの人員や、社内からの問い合わせに対応していた総務部・人事部・労務部・経理部などの管理本部系人員の削減がしやすいのがポイントです。
もしくはそれらの人員を他の業務に充てるなどシフトしていけば、生産性向上にも寄与するでしょう。
本当に必要なレベルの高い問い合わせにのみ人員を割き、商品・サービスの質を上げていくのも効果的です。
チャットボットの種類
チャットボットは、導入の目的やツールの性能・機能に合わせていくつかの種類が存在します。
導入の際は自社に合ったものを選定することが不可欠ですので、まずは種類の違いを理解していきましょう。
選択肢を与えてサポート内容を提示するタイプ
まず、ユーザーに選択肢を与え、その選択内容に応じてサポート内容を提示するタイプがあります。
例えば、社内向けのチャットボットであれば
「追加したい扶養家族はどなたですか?」
→「子ども」を選択
「追加したい要因は何ですか?」
→「出生」を選択
「出生から2ヶ月以上が経過していますか?」
→「いいえ」を選択
「出生証明書の写しを添えて、添付の健康保険被扶養者異動届を提出してください」
という案内ができます。
選択肢のなかから状況に合うものを選択するだけでサポートが終了するため、ユーザーにとっても使い勝手がよく、分からないことを気軽に質問できるようになります。環境を構築します。
このタイプは、一見同じ属性の問い合わせでも状況や条件によって異なるサポートが必要なケースと、相性が良いです。
ユーザーによる検索によってサポート内容を提示するタイプ
ユーザーが自由にキーワードを検索することで、サポート内容を提示するタイプのチャットボットも存在します。
GoogleやYahoo!などの検索ウインドウに知りたいことを入力するのと変わらない操作で、知りたいことを素早くピンポイントで検索したいときに役立ちます。
例えば「解約 いつまで」と検索することで、何ヶ月前までに解約の意志を告知しておくべきかが分かります。
「修理 方法」と検索すれば商品の修理方法のアナウンスを、「〇〇(商品名) 素材」と検索すれば商品に使っている素材や原材料を知ることができます。
単体の質問で行われるFAQと相性がよく、操作マニュアルの提示にも役立つ方法です。
無料のチャットボットツールを利用する時の注意点
無料のチャットボットはコスト削減と課題解決を同時に叶える方法ではありますが、一方で導入時の注意点が存在します。
あらかじめ気を付けたいポイントを知っておけば、導入後に判明するミスマッチを防げますので、なるべく検討段階で一緒に学んでおきましょう。
無料の期間や条件が指定されている場合がある
「無料で導入できるチャットボット」という記載があっても、全ての機能を永久的に無料で活用できるとは限りません。
なかには無料期間が指定されていたり、トライアル用のチャットボットのみ無料で利用可能だったりするケースもあります。
また、機能の追加や対応できるFAQの数・内容によって追加料金がかかる場合も存在するため、注意しておきましょう。
申し込み前に規約に細かく目を通し、料金システムやプランの内容を把握しておくことが重要です。
特定の言語にのみ対応している場合がある
チャットボットは、日本企業だけでなく海外企業が開発したツールが多いのも特徴です。
なかには日本語に対応していないチャットボットツールもあります。
また、日本語にしか対応しておらず、海外ユーザーが多い企業では活用しづらいツールもありますので、事前に対応言語を確認しておきましょう。
既に海外との折衝が発生している企業や、今後海外への展開を視野に入れている企業であれば、導入の段階から多言語対応できるツールを選択するのが効果的です。
機能に制限がある場合がある
チャットボットツールを無料プランで活用する場合、利用できる機能に制限がある場合があります。
機能を追加したり拡張機能を利用したりする際に料金が発生すると、最終的に思っていたようなコストパフォーマンスにならない可能性がありますので、注意しましょう。
事前に「全ての機能が無料」なのか、「無料の範囲が決められているのか」を確認しておくことが大切です。
精度の高さが期待に満たない場合がある
同じチャットボットでも、搭載しているシステムによって精度に違いがある場合があります。
AIが搭載されているかどうか、自動学習機能があるかどうか、確認しておきましょう。
特に、表現の揺れに対応しているチャットボットであれば、導入時やメンテナンス時の工数を大きく下げられます。
「オフィスまでの行き方は?」
「アクセスは?」
「最寄り駅からの距離は?」
「どの停留所で降りればいい?」
「何番出口が一番近い?」
などの質問には、全て自社オフィスへのアクセスを紹介するページに誘導すれば解決します。
しかし、表現の揺れを見極められないチャットボットでは、対応しきれないケースが出てきます。
「簡単な質問にも答えてもらえない」と思われ、かえって顧客満足度を下げることにつながりかねません。
コストだけでなく精度や使い勝手の良さも重視しながら選定していくのがベストです。
メンテナンスに手間がかかる場合がある
導入コストが無料もしくは非常に安価なチャットボットは、メンテナンスの方法を事前にチェックしておくことがおすすめです。
これは有料のチャットボットにも言えることですが、チャットボットは「導入すること」自体がゴールなのではなく、導入後に顧客の利便性や自社のパフォーマンス・売上を向上させることがゴールだと理解しておきましょう。
この目的を叶えるためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。
導入が楽でもメンテナンスにコストや手間がかかる場合、運用期間が長くなればなるほど、長期的に見るとデメリットが大きくなります。
「問い合わせへの対応工数は減らせたものの、メンテナンス工数が膨らんで結局業務量は変わらない」
「メンテナンスが行き届かず、使い勝手の悪いチャットボットになってしまっている」
という結果になっては本末転倒なので、注意しておきましょう。
要件定義が甘いと活用しづらくなる場合がある
チャットボット導入時は、正確な要件定義が欠かせません。
ツールを導入することで自社が抱えるどんな問題・課題を解決したいのか、何のためにどんな機能を活用したいのか、理想となる姿をしっかり明文化しておきましょう。
要件定義が甘いと、ゴールや理想とズレた運用になってしまうリスクが生じます。
「チャットボットが多機能すぎてユーザーが使いこなせず、結果的にメンテナンスコストだけが増大している」
「チャットボットを導入したものの問い合わせへのハードルが高いままになってしまい、誰にも活用されないまま放置されている」
という事態に陥ってしまうことも少なくありません。
チャットボットの設置が初めての場合や要件定義に不安がある場合は、サポートが手厚いチャットボットサービスを選びましょう。
ヒアリングやオンボーディングを丁寧に行ってくれるため、自社だけでは気づかない問題や手法を指摘してくれるかもしれません。
要件定義が誤っていて再度システムを構築し直す手間がかからないよう、あらかじめ対策しておくのが効果的です。
無料でチャットボットが導入できるツールを紹介
最後に、無料で使えるチャットボットツールを紹介します。
コスト削減を意識しながら自社の課題を解決したい企業は、ぜひ参考にしてみてください。
BOTCHAN(ボッチャン)
BOTCHANは、チャットボットをはじめとするオンライン接客プラットフォームです。
チャットボットを通してコミュニケーションを「見える化」したいときに活用しやすく、ユーザーに合った情報提供がしやすい操作感が魅力です。
ユーザーリサーチ機能も豊富なので、リサーチノウハウが少ない企業でも活用しやすいツールだと言えるでしょう。
導入コストの削減と使いやすさを両立したい企業におすすめです。
HubSpot(ハブスポット)
HubSpotは、インバウンドマーケティング及びインバウンドセールス専用のソフトウェアです。
カスタマーサポートだけでなくカスタマーサービス・マーケティング・営業・コンテンツ管理とも相性がよく、内部で活用できる業務ツールや各種連携機能が豊富なのが特徴です。
世界120ヵ国以上113,000社で活用されている有名ツールでもありますので、見込み客の獲得やリード転換に悩んでいる企業は導入を検討してみましょう。
anybot(エニーボット)
画像引用:https://anybot.me/
anybotは、LINE・Messenger・電話・メールを統合した自動接客のオムニチャネルです。
データの保存やセグメンテーションが自動化されているため、ユーザー個人にパーソナライズしたコミュニケーションが可能なのが特徴です。
来店予約・オンライン決済・ECショップのレンタルカートに至るまで、チャットボット上に設置できる機能が幅広く、様々な業態との相性がいいでしょう。
チャットディーラー
画像引用:https://www.chatdealer.jp/
チャットディーラーは、カスタマーサポートや社内問い合わせ対応を楽にするためのチャットボットツールです。
「はじめてのチャットボット」として商品訴求をしている通り、初心者やデジタルノウハウのない企業でも扱いやすいUI/UXが特徴です。
専任の担当がついてオンボーディングやコンサルティングサポートも受けられるため、設定の面で分からないことがあれば積極的に質問して解決できるでしょう。
チャットボットによる無人対応とコールセンターなどの有人対応の併用も可能であり、段階的に導入を進めたい企業にも向いています。
GoQSmile(ゴクースマイル)
GoQSmileは、AI搭載型の自動対応チャットボットツールです。
用途に応じて設置タイプや入力タイプを選びやすく、ポップアップ型・ページ埋め込み型・自動入力欄つきフリータイプ・自動入力欄なしの選択型タイプなど自由にカスタマイズできます。
表示テンプレートが豊富に用意されているため、設置する側の手間が少ないのも魅力でしょう。
誰でも直感的な操作がしやすいチャットボットツールにこだわるのであれば、おすすめです。
20日間の無料トライアル期間が設けられております。
FirstContact(ファーストコンタクト)
画像引用:https://first-contact.jp/
FirstContactは、AIを搭載したチャットボットツールに加え、Webプッシュを利用した追客・販促ツールとしての利用もできるサービスです。
無料ツールでありながら多言語対応しており、海外ユーザーの取りこぼしやカスタマーサポート法に困っている企業におすすめです。
オプションボタンの設置・複数選択肢の設置・URLのボタン化による外部導線確保・チャットボット内の画像表示にも対応しており、ヘッダデザインも自由です。
こだわりを持って画面デザインしたい場合に便利なツールだと分かります。
20日間の無料トライアル期間が設けられております。
AI.BiS(アイビス)
画像引用:https://aibis.info/
AI.BiSは、サイト訪問者の企業情報の取得・サイト内行動の可視化をしながらチャットツールで営業活動をサポートするサービスです。
リアルタイムでユーザー情報をオペレーターに表示することで取りこぼし顧客の獲得率を上げやすくするためのツールであり、BtoB企業との相性がよいのが特徴です。
ユーザーや対応方法の条件をあらかじめ設定しておけば自動でのアプローチも叶うため、営業活動の工数削減をしたい企業にもおすすめできるツールだと言えるでしょう。
無料トライアル期間が設けられていますが、利用に関しての詳細はベンダーお問い合わせください。
AI-FAQボット(エーアイエフエーキューボット)
AI-FAQボットは、ヘルプデスク・総務・サポート窓口など社内・社外向けの問い合わせ対応を自動化するFAQチャットボットツールです。
ある程度パターン化した問い合わせ対応に強いツールであり、ルーティンワークにかかる工数を大きく削減できるのが魅力です。
direct・LINE WORKS・Slack・Teams・Garoon・desknet’s NEOなどの各種社内ポータルサイトとの連携もでき、社内向けに強いサービスだと分かります。
はじめに質問と回答を入力したExcelを用意するだけで導入可能なのもメリットであり、時間のかかる事前学習を省くことが可能です。
ObotAI(オーボットエーアイ)
画像引用:https://obot-ai.com/
ObotAIは、人工知能に任せてカスタマーサポートの手間を減らせる多言語AIチャットボットツールです。
日本語・英語・中国語・韓国語・タイ語・ロシア語に対応しており、多彩なインターフェースに活用できます。
また、ビジネス用チャット・各種SNS・AIスピーカー・IoTとの連携も可能であり、デバイスやツールに頼らないカスタマーサポートがしやすくなるでしょう。
サービス導入まで最短3日以内でできることもありますので、設置を急ぐ企業におすすめです。
無料トライアル期間が設けられていますが、利用に関しての詳細はベンダーお問い合わせください。
neoスマボ(ネオスマボ)
画像引用:https://smbo.jp/free-trial/
neoスマボは、社内や顧客からの問い合わせ業務をチャットボットにより自動化することで業務効率や顧客満足度の向上を実現するAIサービスです。
会話の判定条件自動生成エンジン「QASE」を搭載しており、FAQ登録だけで応答精度の高いチャットボットを使えるのが魅力です。
万が一チャットボットが回答できなかった問い合わせがあったとしても、アンマッチワードグラフを活用してキーワードや語句を抽出できるため、導入後の効果検証やメンテナンスの手間も省けます。
導入コストだけでなく、その後の運用コストを抑えたい企業に向いています。
RICOH Chatbot Service(リコーチャットボットサービス)
画像引用:https://www.ricoh.co.jp/service/chatbot
RICOH Chatbot Serviceは、「誰でも・すぐに・簡単に」自動回答サービスを運用できるアプリケーションです。
使い慣れたExcelでFAQデータを管理できるため専門的な知識が要らず、自動で生成されるタグをコピー&ペーストするだけでサイト内にチャットボットが設置できます。
類義語などはAIが自動判定してくれるため表記の揺れに逐一対応する必要がなく、会社独自の言い回しやキーワードも手動で登録可能です。
管理画面のUI/UXも高く、ユーザーからの問い合わせ内容分析や長期的なメンテナンスにも役立ちます。
無料トライアル期間は30日で、サービスサイトの申し込みページより申請可能です。
申し込み後に折り返しで連絡があり、その後2営業日以内にトライアル環境が発行されます。
ChatPlus(チャットプラス)
画像引用:https://chatplus.jp/
ChatPlusは、チャットサポートツールをホームページやアプリに簡単に埋め込むことができる、AIチャットボット対応のチャットボットツールです。
MA・SFA・Slackなどのビジネスツールとの連携に強く、商機を逃さないインサイドセールス展開に強いという触れ込みの通り、BtoB商材に強いツールだと言えるでしょう。
2,500社11,500媒体を超える導入実績があり、テキスト・ボタン・スタンプ・フォーム受付・イメージマップ・動画の埋め込みなど対応できる幅も複数存在します。
月1,500円で有人対応もできるオプションがありますので、チャットボットのメリットを知ってより高い投資を望むようになれば、活用してみましょう。
hitobo(ヒトボ)
画像引用:https://hitobo.io/
hitoboは、サービス紹介サイト・コーポレートサイト・ヘルプデスク・ 社内FAQなどにおいて、誰もが早く簡単に導入できるチャットボットツールです。
導入までのステップが非常に簡略化されているのが特徴であり、FAQを画面入力するかCSVをアップロードするだけでチャットボットの生成が可能です。
表記揺れを学習しているAIを搭載しているため細かな修正が不要で、設定したFAQの表現と多少違っても同じ意味として賢く認識・アナウンスしてくれます。
FAQに特化したチャットボットツールを探している企業とも、相性が良いでしょう。
最大30日間の無料トライアル期間が設けられています
My-ope office(マイオペオフィス)
My-ope officeは、総務や時用法システムに代わって社内問い合わせ対応をするAIチャットボットを、簡単に作れるサービスです。
社内問い合わせに特化しているツールであり、業務効率改善や生産性向上を図りたい企業に向いています。
Chatwork・LINE WORKS・Slack・Microsoft Teamsなどのビジネスツールとも連携できるため、社内コミュニケーションの促進にも寄与します。
自治体や大企業に選ばれるセキュリティも充実しているため、社外からのアクセス遮断や情報漏洩にも十分配慮できるのが魅力だと言えるでしょう。
※無料トライアル等の情報は2021年9月13日時点
まとめ
チャットボットは、カスタマーサポートや自社の顧客・ユーザー・クライアント・社員とのコミュニケーション活性化に貢献するツールです。
資料請求の喚起・商品購入への訴求・問い合わせへのFAQ対策などさまざまなシーンで活用しやすく、結果として売上を向上させて企業体力がついた事例も多いため、自社が抱える問題点や課題を解決する打開策になるかもしれません。
今回紹介したツールのように、無料で活用できるチャットボットは複数存在します。
自社にとっての使い勝手のよさや相性を比較検討しながら、ベストだと思われるサービスを探していきましょう。