チャットボット導入事例10選!費用や手順、成功ポイントも解説

2021.02.25
#チャットボット

チャットボットの導入が、様々な業界や場面で進んでいます。

本記事では、
・チャットボットの実際の導入事例
・チャットボットの導入費用
・チャットボットの導入手順
など、チャットボットの導入を検討されるにあたって多くの方が気になる内容を中心に、解説していきます。

早速チャットボットの導入事例について知りたい方は、こちらを押すとその見出しまで飛べます。

実際に導入されているチャットボットを触りながら概要をおさらい

本見出しでは、チャットボットの導入に関する具体的な解説に入る前に、実際に触りながらチャットボットの簡単なおさらいを行なっていきます。

自社のサイトにチャットボットを導入するとどのような使われ方になるのか、イメージが膨らむでしょう。

チャットボットの現状

世界初のチャットボットは、いまから約50年前の1966年に、アメリカの大学で開発されました。

そこからAI(人工知能)の開発とともにチャットボットの機能や精度も進歩を遂げ、現在では人間の使う自然言語に対しても柔軟な対応をすることが可能になりつつあります。

一方で、近年ではAIを搭載していない、「人工無脳型」や「シナリオ型」などと呼ばれるタイプのチャットボットも発展が進んでおり、ビジネスでの活用も進んでいます。

Googleトレンドの人気度の動向を確認しても、チャットボットに対する注目度の高まりを確認することができるでしょう。

画像引用:Google トレンド

チャットボットに関してゼロから詳しくおさらいしたいという方は、こちらの記事も参考にしてください↓
チャットボットとは?仕組みや種類、11の事例、導入手順を解説

実際にサイトに設置されているチャットボットを触ってみよう

画面の右下をご覧ください。

女性の顔のアイコンや「お問い合わせはこちら」などの文言があるのに気づきましたか?(スマートフォンの方は、女性の顔のアイコンだけになっています)

こちらのアイコン部分や「お問い合わせはこちら」の文言部分などをクリックすると、女性との会話が始まるような画面になったと思います。

これが、チャットボットです。

では実際に、チャットボット内での質問に何問か答えてみましょう。

チャットボット画面の上のあたりに「あと◯問」という表示が出ていると思いますが、これが0問になるでは問い合わせが完了せず、誤って問い合わせてしまうことはないので、安心してください。

課題や会社名、名前など、質問に答えていくと、どんどん下から新しい項目が出てくる感覚を体験できると思います。

最後にもう一度チャットボット上部の「お問い合わせはこちら」のあたりをクリックすると、チャットボットの表示を小さくすることができます。

このようにして、一問一答の会話形式でスラスラとコミュニケーションを行なうことができるのが、チャットボットの大きな特長のひとつです。

解決できる課題別で分けるチャットボットの種類

多くの場面や業界で導入され、かつ幾多もの企業が参入しているチャットボット市場ですが、そのタイプは「解決できる課題」の観点で、大きく2つに分類することができます。

1つ目は、チャットボットの導入によってこれまで人力で対応していた業務を効率化したり、コスト削減したりすることを目指す「問い合わせ対応型」のチャットボット。

そして2つ目が、CVR(コンバージョン率)やLTV(顧客生涯価値)などの最大化を通じて、売り上げの向上を目指す「マーケティング支援型」のチャットボットです。

それぞれ必要な機能や活用の方法が異なるので、自社へチャットボットの導入を検討する際には、まず「自社の解決したい課題は何なのか?」を整理することから始めましょう。

チャットボットの種類に関してさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください↓
チャットボットの種類は?目的・機能別4タイプの特徴や事例解説

業界別チャットボット10個の導入事例

本見出しでは、実際にチャットボットを導入し、活用している企業を業界別に紹介します。

不動産

遠州鉄道株式会社

画像引用:https://entetsuhome.com/

鉄道事業をはじめ、地域に根ざした幅広いサービスを提供する遠州鉄道株式会社では、土地や一戸建て住宅を取り扱う「遠鉄ホーム」のWebサイトでチャットボットを導入しました。

設置後すぐには効果が出なかったものの、検証を重ねるなかでCVを「資料請求」のみに限定し、欲しい資料を選択してもらう改善策を実施。

その結果、資料請求数が2倍になるという成果につながりました。

さらに「チャットボット内に画像を配置して視覚的にアピールする」、「入力完了時間の目安を表示する」など、ユーザーの心理的ハードルを下げる工夫もプラスに働いています。

本事例に関する詳細にご興味のある方は、こちらの記事をご覧ください↓
「危機的な状況だった」自社の不動産サイト。チャットボットと歩んだ「資料請求数2倍」までの道のり

教育

ビズメイツ株式会社

画像引用:https://www.bizmates.jp/

オンライン英会話レッスンを提供する「ビズメイツ」では、無料会員を増やすための効果的な施策を考えていました。

まずは無料会員登録を行なう、通常の入力フォームの最適化を行ったものの、離脱率はなかなか改善せず。

さらなる対策として導入したのが、チャットボットです。

その結果、導入前月と比較して全体のCVRが117%、スマートフォンからのCVRが133%改善しました。

サービスの仕組みをチャット形式でシンプルに伝えることで、ユーザーの理解を得ることができ、成果につながった事例です。

こちらの事例に関する詳細にご興味のある方は、こちらの記事をご覧ください↓
スマホからのCVRが133%改善。オンライン英会話サービスの会員登録を激増させたマーケティング施策とは

育毛剤・ヘアケア

株式会社レッドビジョン

画像引用:https://redvision.jp/

ヘアケアブランド「マイナチュレ」を販売する株式会社レッドビジョンでは、自社で運営する女性向けECサイトのカート内での離脱率が高いという悩みを抱えていました。

そこでチャットボットを導入し、チャット内で決済まで完結できるようにしたところ、CVRが約200%改善。

購入から決済にいたるまでの手順を面倒だと感じさせない方法として、メッセージアプリのようなインターフェースでやりとりできるチャットボットが有効だと分かります。

本事例に関する詳細にご興味のある方は、こちらの記事をご覧ください↓
設置後のCVRは200%改善!女性向けECブランドが、チャットボットを導入した決め手とは

人材

株式会社夢真

画像引用:https://www.oreyume.com/

夢真ホールディングスでは、建設業界に特化した求人サイト「俺の夢」でチャットボットを導入。

求人サイトのエントリーフォームは、個人情報や職歴、希望年収など入力項目が多く、どうしても離脱者が多くなりがちですが、チャットボットからもエントリーできるようにしたことで、前年比131%のCVを達成しました。

無機質なフォームではなく、チャットボット形式での入力にすることで心理的なハードルが下がり、それがプラスに働いたと言えるでしょう。

こちらの事例に関する詳細にご興味のある方は、こちらの記事をご覧ください↓
【前年比131%のCVを達成!】業界トップの転職サービスで「なくてはならない存在」になれた理由

美容液

株式会社クロコス

画像引用:https://hand-webshop.com/sirojam/

ハンド美容液「Siro jam(シロジャム)」を展開する株式会社クロコスは、商品LPからのCVRを高めるため、チャットボットを設置しました。

チャットボット内の設問項目の順番を変更したり、画像を活用したビジュアル訴求をしたりするなどの工夫によって、チャットボット導入後のCVRは140%改善。

ただ、チャットボット導入の効果はそれだけにはとどまりませんでした。

チャットボット内での商品の購入後、商品に合わせて別商品や別プランの案内をすることによって、アップセルやクロスセルをすることに成功。

チャットボット内の項目や文言、画像などを柔軟にカスタマイズできる特性を生かした事例となりました。

こちらの事例詳細にご興味ある方は、ぜひ下記の記事をご覧ください↓
決済型チャットボットの威力。急成長D2Cベンチャーにもたらした「CVR140%改善」の軌跡

インテリア・リフォーム

カツデンアーキテック株式会社

画像引用:https://kdat.jp/

土地や家を買ったり、新しい家具の購入やリフォームをしたりするのは、大きな金額がかかるうえ、自身の生活の満足度に大きな影響を及ぼします。

当然、検討から実際に購入するまでの期間は長くなります。

顧客一人ひとりの検討期間が長くなるため、不動産・インテリアの事業者側としては、一人でも多くの購入検討者との接点を持っておきたいところ。

室内用のシースルー階段やサイクルスタンドなど、創造性に富んだ製品を展開する建材メーカーのカツデンアーキテック社では、自社サイトからの資料請求数が激減したことを機に、チャットボットを導入。

情報の入力をしやすいチャットボットという新たな入力フォームを設置した結果、これまで46〜77件程度であった月間の資料請求数が、導入後には112件にまで到達しました。

結果として、これまで以上に数多くの購入検討者と接点を持つことに成功しました。

こちらの事例に関して詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください↓
BOTCHAN EFOを開いたユーザーのCV率は40%。「高い操作性」と「柔軟な対応力」が鍵

SaaS

株式会社RESEPTIONIST

画像引用:https://receptionist.jp/

クラウド受付システム「レセプショニスト」を提供する株式会社RECEPTIONISTは、資料請求数の増加を目的として、自社サイトにチャットボットを導入。

しかし導入した当初は、思うような効果が出ませんでした。

そこで改善策のひとつとして、チャットボット内にて資料の画像を見せて、ユーザーにイメージを持ってもらいやすくする施策を実施。

画像にて資料のイメージを訴求

結果的に月間での資料請求数が歴代最高になるという成果を出しました。

ユーザーとの新たな双方向の対応チャネルとして、チャットボットが効果的に働いた事例と言えるでしょう。

こちらの事例に関して詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください↓
導入後の資料請求数は162%アップ。歴代最高数値を記録したチャットボット施策の裏側とは

ペット用品

株式会社ライブナビ

画像引用:https://livenavi.co.jp/

獣医師との共同開発を経たのち、満を持して犬のデンタルケア商品「ドクターワンデル」を販売し始めた株式会社ライブナビでしたが、当初は売れ行きが芳しくありませんでした。

しかし、商品ページにチャットボットを設置して、購入の際にそのチャットボットからの情報入力を促したところ、設置から半年で売り上げは10倍に。

情報の入力フォーム途中での離脱は、EC業界での大きな課題のひとつとなっていますが、その課題をチャットボットによる快適な入力体験によって解決した事例と言えるでしょう。

こちらの事例の詳細はこちら↓
導入から半年で、売り上げ10倍。犬のデンタルケア市場席巻の快進撃を、陰で支え続けた存在とは

シャンプー

株式会社magicnumber

画像引用:https://cosmecollege.com/

株式会社magicnumberは、自社のヘアケアブランド「Le ment(ルメント)」のEC展開にあたって、購入途中での顧客の離脱、いわゆる「カゴ落ち」を課題のひとつとして抱えていました。

その課題を解決してCVRを改善するため、商品LP(ランディングページ)にチャットボットを設置。

結果的にCVRが約1%改善されるという効果が出ました。

そして、それだけでなく、チャットボットの設置されているLPであれば商品が売れやすいということで、Le mentの販売代理店の動きが活発化。

CVRの改善による売り上げアップはもちろん、代理店との関係強化という面でも、チャットボットが効果を発揮した事例です。

こちらの事例詳細にご興味ある方は、ぜひこちらの記事をご覧ください↓
「チャットボットは煩わしい」が、「どんどん使っていきたい」に変わるまで

クレンジング

株式会社ファンファレ

画像引用:https://fanfare-shop.com/

スキンケア商品「ととのうみすと」を展開する株式会社ファンファレは、カゴ落ち率の改善がなかなかできないという課題を抱えていました。

そんななか、商品LP(ランディングページ)に新たな購入フォームとして設置したのがチャットボット。

スムーズな入力体験により、CVR(=購入率)は向上。

在庫切れの危機に直面するという、うれしい誤算もありました。

チャットボットの設置によってカゴ落ち率を改善した事例です。

こちらの事例に関してより詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください↓
主力EC商品の売上減。チャットボットの導入後に訪れた新たな危機は「在庫切れ」

チャットボットの導入が向いていない可能性のある3つのケース

自社の業界や商材と同じ、または近い事例はありましたか?

本記事でご紹介した事例以外にも、チャットボットは様々な場面で活用されており、今後ますます活躍の幅は広がっていくことが期待されています。

しかし、場合によってはチャットボットの導入が適していない、導入してもうまく効果を発揮できない場合があるのも事実です。

本見出しでは、チャットボットでの課題解決が難しい可能性がある場合について解説します。

これから挙げる項目に当てはまる方は、チャットボットの導入以外の選択肢も含めて、再度自社の課題整理から行なってみると良いかもしれません。

毎度異なる問い合わせ内容や入力内容のサービスを運営している場合

AIが日進月歩の発達を続けているものの、人間と同じレベルでのコミュニケーションを行なうことのハードルは、まだまだ高いです。

同じような問い合わせ内容や入力内容であればチャットボットで代替することができますが、毎度異なったり複雑だったりする場合、チャットボットにその役割を任せるのは難しいかもしれません。

チャットボットが向いているのは、例えば不動産で毎度「エリア」や「家賃」などの同じ問い合わせ内容だったり、ECで商品を購入する際に「名前」や「住所」など毎度同じ内容を入力したりする場合です。

想定しているFAQのパターンが多い

こちらは1つ目のケースと関連しますが、想定するFAQのパターンが多い場合は、チャットボットの導入が向いていない可能性があります。

チャットボットが解決できる課題の1つとして「問い合わせ対応を代替して業務を効率化する」がありますが、事前に想定するFAQのパターンが多いと、チャットボット内のシナリオが複雑になってしまい、うまくユーザーからの問い合わせに答えられない場合があるのです。

目安としては登録するFAQが300件以上の場合は、チャットボットよりもFAQシステムを導入した方がコストの削減につながる可能性が高いです。

チャットボットとFAQシステムの比較については、こちらの記事をご覧ください↓
FAQとチャットボットの違いは?4つの相違点と使い分け方解説

そもそもPVや問い合わせ数が少ない

そして最後、チャットボットの導入が適していない3つ目のケースは、そもそもサイトのPV(=閲覧数)や問い合わせ数が少ない場合です。

上記で解説したように、(現状では)チャットボットは同じ内容のやり取りを繰り返すことが得意です。

つまり、同じパターンのコミュニケーションを繰り返せば繰り返すほど、チャットボットの費用対効果は高まります。

そこでそもそものPV数や問い合わせ数が少ないと、チャットボットの効果を発揮しにくくなるのです。

また、これまで蓄積された問い合わせのデータが少ないと、チャットボットにてシナリオを作成する際に、精度の高いチャットボットを構築することが難しくなります。

どれくらいのPVや問い合わせ数があれば費用対効果を高めることができるのかというのは、チャットボット提供各社の料金やAIの精度によって異なるので、比較時に確認してみてください。

チャットボットの導入がうまくいかないケースについて、より詳細を知りたい方はこちらの記事をご覧ください↓
チャットボット失敗事例6選。減らない問合せ、低い回答精度など

チャットボットの導入費用の相場と3つの内訳は?

チャットボットを導入する際に気になるのが費用、つまりコストです。

ここではチャットボット費用の相場と費用の内訳について解説します。

チャットボット導入の予算は、月額費用が1〜50万円くらいの幅があります。

ちなみに、チャットボット21社を徹底比較した本サイト別記事(チャットボット21社を比較!課題・料金・AIの有無別に解説)にて取り扱ったチャットボットのうち、価格が公式サイトにて確認できたものの平均月額を計算すると、76,722円でした。

では、チャットボットの費用は月額費用以外にもどういった名目があるのでしょうか。

また、どういった価値に対してその費用が発生するのでしょうか。

チャットボットの費用の内訳は、大きく
・初期費用
・月額費用
・カスタマーサポート費用

の3種類に分けられます。

それでは、それぞれの内訳について解説していきます。

初期費用

チャットボットを導入する際は、AI(人工知能)機能の搭載、シナリオ制作、オプション機能の追加、デザインのカスタマイズ、実装などさまざまな作業が必要です。

これらをベンダーに依頼する場合、それぞれ費用が発生します。ここではチャットボットを導入する際に費用がかかる作業項目を解説します。

AI機能の搭載

一般的に、AI機能の搭載されたチャットボットを搭載する場合、初期費用(もしくは月額費用)は大きくなります。

AIもチャットボット会社の「自社AI」か「他社提供のAI」のどちらを使うかによって料金が変わる傾向にあり、前者の「自社AI」を使用しているチャットボットの方が、値段が高くなることが多いです。

シナリオ制作

チャットボットを導入する場合、質問に対してどのような回答をするのかや、ユーザーからの回答に応じて、次はどのように質問を分岐させるのかなどの「シナリオ制作」をする必要があります。

シナリオ制作は運用する自社内の担当者が行なう場合と、導入するチャットボット会社のカスタマーサポート部門の人に代行してもらう場合のどちらかになることが多いです。

前者の「自社内の担当者」が行なう場合でも、工程やノウハウなどをカスタマーサポート部門の人から教えてもらうことが多く、そういった観点でも「シナリオ制作費用」は発生します。

チャットボットのシナリオ制作のポイントについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください↓
チャットボットのシナリオ設計3つのポイントは?手順から解説

検証

必要な機能の搭載や、シナリオ制作などと並行して、そのチャットボットが的確に稼働するのか、事前に検証する必要があります。

設置したページやシステムの仕様によっては、うまくチャットボットが作動しない場合もあるからです。

また、制作したシナリオ通りにチャットボット内の質問が分岐するかなど、入念なテストは必須です。

月額費用

チャットボット導入後のランニングコストは、固定の会社もあれば、その月の利用状況によって変動する会社もあります。

事前にどういった料金体系なのか、興味を持ったチャットボット会社には問い合わせましょう。

追加したオプション機能

基本機能だけでなく、オプション機能を追加するといったカスタマイズをした場合は、追加費用が発生する場合があります。

主なオプション機能としてはSNS連携、プッシュ通知、無人対応から有人対応への切り替え機能、アンケート機能、外部システムとの連携機能(API)などです。

費用をなるべく抑えながら使い勝手を確保するのであれば、必要な機能があらかじめ盛り込まれているサービスを選ぶことと、必要な機能とそうでないものを見極めることが大切です。

サイトの利用状況

月の利用状況によって月額費用が変動する場合は、月の問い合わせに応じたFAQ数や、CV(コンバージョン数)などに応じて変動するのが一般的です。

あらかじめ自社の利用状況がどのようなものか、確認しておきましょう。

カスタマーサポート費用

チャットボット費用、最後の内訳は導入後のカスタマーサポートの費用です。

具体的にはチャットボット内のデザインやシナリオの追加、修正などが挙げられます。

それ以外にも何かエラーや不明点があった際の対応など、このカスタマーサポートの存在が必要不可欠。

なかには初期費用や月額費用のなかにすでに含まれており、カスタマーサポート自体は無料で実施してくれる企業もあるので、その点は各企業に問い合わせてみてください。

チャットボットの費用についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください↓
チャットボットの導入費用は?相場観と内訳、5つの実例を解説

チャットボット導入を成功させる4つのポイント

先ほどの見出しでは、チャットボット導入費用の相場と、その内訳について解説しました。

チャットボットの費用に関するイメージは膨らみましたか?

チャットボットの導入を成功させるには、この導入費用以上の成果、つまり、費用対効果を高めることが必要です。

本見出しでは、チャットボットを導入させるために必要な4つのポイントについて解説していきます。

自社の課題に合ったチャットボットを導入する

本記事の前半にて、チャットボットはその導入目的に応じて、「問い合わせ対応型」と「マーケティング支援型」の2つ大別できると解説しました。

それぞれ必要な機能や金額などが異なるため、導入を成功させるため、自社の課題に合ったチャットボットを選定することは重要です。

チャットボット各社の比較検討を丁寧に行ないたい方は、こちらの記事もご参考にしてください↓
チャットボット21社を比較!課題・料金・AIの有無別に解説

的確に運用ができているかどうかのKPIを定める

チャットボットの導入を成功させるポイントの1つ目として、先ほど「自社の課題に合ったチャットボットを導入することが重要」であると解説しました。

しかし、「問い合わせ対応」や「マーケティング支援」などの粒度では、運用の際のKPIとしてはまだ大ざっぱです。

問い合わせ対応であれば、「回答率」や「回答数」、「起動率」などを、マーケティング支援が目的であれば「CVR」や「CV数」、「CPA」などを、自社の課題に合わせて設定しましょう。

それらの数値を継続的に分析、改善することによって、チャットボットの導入が成功につながる可能性が大きく高まります。

チャットボットに任せる範囲を明確にする

チャットボットはまだまだ発展途上なツールであり、時代とともにできることや精度は向上していますが、まだまだできないことが多いのも事実です。

「チャットボットで業務を代替する」と一言で言っても、全ての問い合わせ対応をチャットボットに任せるのか、一部だけを任せてそれ以外は有人で対応するのかなど、あらかじめ整理しておきましょう。

また、これらの線引きを社内で統一しておくことによって、導入準備や運用が始まった際に「チャットボット入れたのにここまでしかやってくれないの!?」という認識の齟齬を防ぐことができます。

チャットボットの運用を担当する人が社内にいるか

チャットボットは導入して終わりではありません。

導入後、データや使用履歴などを確認しながら改善を行なっていく必要があります。

実際、先ほどご紹介事例の中でも、導入当初は成果が出なかったものの、データをもとに改善を重ねて、大きな効果を発揮した事例が複数ありました。

もちろん、チャットボット提供会社のカスタマーサクセスからの支援はしてもらえることが多いですが、提供会社によって支援の程度にばらつきがあります。

そして、最終的にはやはり導入した企業がどれだけその運用にリソースを割くことができるかどうかが、導入成功の鍵を握るのです。

導入後にチャットボットベンダーとの窓口になったり、設置後の改善に十分な時間と工数を割くことのできる担当者が社内にいるかどうか、確認してください。

チャットボットを導入する5つのステップ

それでは最後に、実際にチャットボットの導入を検討するにあたって、導入から運用までどのような手順を踏むのかについて、5つのステップに分けて解説します。

自社の課題を整理する

チャットボットを導入するにあたって、課題・目的を明確にしておく必要があります。

用途に応じたチャットボットを選択しないと「導入後にコールセンターの負担が増えてしまった」など、効果をうまく発揮できないケースもあるので注意が必要です。

どのような課題があり、どのチャットボットを導入すれば解決することができるのかを自社で判断することがもし難しい場合は、ベンダーに問い合わせをして相談することもおすすめです。

自社の課題に合ったチャットボットを選ぶ

導入するチャットボットサービスを選択するにあたって、1番大切なことは自社の課題を解決することができるサービスであるかどうかです。

自社の課題に合ったチャットボットサービスであることが分かったら、次に料金やAI機能の有無、ベンダー側のサポート体制などの項目を比較検討してください。

シナリオ設計を行なう

チャットボットを運用するためにはシナリオの設計が必要不可欠です。

シナリオを設計するにはFAQの準備、もしくはユーザー側に入力してほしい項目の整理などを行なう必要があります。

一般的な作成の際の流れとしては、まず「よくあるお問い合わせ」などから想定される、質問と回答を洗い出します。

次に洗い出した質問の中から最終的な回答までの流れを複数パターン想定し、シナリオの構成にまで落とし込むという手順です。

チャットボットのシナリオ設計に関して詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください↓
チャットボットのシナリオ設計3つのポイントは?手順から解説

実装・環境構築を行なう

チャットボットを導入するにあたって、実装・環境構築を行う必要があります。

実装・環境構築を行うにあたっては、テスト環境・本番環境を構築しデータの整備を行なうことが必要です。

上記の準備が完了したら、実際にテスト環境で問題なくチャットボットが動作しているかのテストを行ない、問題があれば必要に応じてシステムを調整します。

AI型の場合は、ハイパーパラメータのチューニングが必要になることもあります。テストでシステムに問題がないことを確認した上で、実際に本番環境に実装したら実装・環境構築は完了です。

継続的にメンテナンスを行う

チャットボットを運用するにあたっては、継続的にメンテナンスを行うことが重要になります。

実際に運用したデータをもとに効果検証を定期的に行い、離脱の多い地点やエラーなどの問題を抽出し改善を行います。

AI型チャットボットの場合、AIのチューニングを行い、シナリオ型チャットボットの場合、更新情報があれば定期的にシナリオに調整を加えます。

成功事例や価格帯を理解しチャットボットを導入しましょう

チャットボットの導入には費用や手間がかかりますが、正しく使いこなせば業績アップやコスト削減に大きく貢献します。

ここでご紹介した活用事例を参考にしつつ、自社でどのように生かすことができるかを検討してみてください。

自社の課題を整理したうえで、チャットボット各社の比較検討を行ないたい方は、こちらの記事をご覧ください↓
チャットボット21社を比較!課題・料金・AIの有無別に解説

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